VAIO type PへのWindows 7のクリーンインストール(4)

VAIO type PへのWindows 7クリーンインストールの詳細な手順です。以下の情報は我が家のVGN-P90HS(Z540、SSD64GB、Bluetoothあり、カメラ無し、ノイズキャンセリング無し、ワンセグ無し、WWAN無し、WiMAX無し)での情報に基づいた記載です。従って選択したオプションの違いによっては、記載した通りにならない可能性もあります。
まず、クリーンインストール前の準備です。

データのバックアップ

クリーンインストールでは、PC内のデータや設定は消えてしまいます。そのため、必要なデータはバックアップしておきます。バックアップするべきデータは人によって違うでしょうが、ドキュメント、ピクチャ、ミュージック、ダウンロードなどのフォルダ内のデータ、ブラウザの設定ファイル(Firefoxのプロファイルフォルダ、IEのお気に入りなど)、メールなどが対象になると思います。

ドライバとレジストリのバックアップ

C:\Windows\Driversにあるドライバ類をフォルダごとコピーしてバックアップをとっておきます。また、レジストリエディタを起動し、Windows 7 Upgrade Utilityのインストールに必要な\HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Sony Corporation\Shared Info以下を丸ごとエクスポートしておきます。

必要なプログラムのダウンロード

インストール完了までには時間がかかります。インストール作業に時間がかけられない場合はあらかじめ時間のあるときに必要なファイルをダウンロードしておくことをおすすめします。特にファイルサイズの大きいものや、ネットにつなぐ前にインストールすべきものは、あらかじめダウンロードしておく方が良いです。
該当しそうなのは以下のものです。

他にもブラウザやメーラーウイルス対策ソフト、日本語入力ソフトあたりはネットにつなぐ前にインストールできる状態にしておいた方が作業が楽です。

リカバリディスクからのデータの吸い出し

Windows 7 Upgrade UtilityもVAIO Updateもインストール済みのソフトのアップデートは出来ますが、ソフトのインストールは出来ません。そのため、最低限のソフトのインストールで済ます場合でもこの作業は必須です。
詳しいやり方は既に他の方々によってまとめられていますので、ここでは参考となるWebサイトを紹介するだけにしておきます。

この作業はtype Pでやる必要は無いです。むしろ時間がかかるのでなるべく高性能なPCで作業をした方が良いです。
以上で準備完了です。長くなってしまったのでクリーンインストールから先はまた改めて書きます。

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